ととのう身体、
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こんにちわ。おおいそ鍼灸治療院です。
寒くなってきました。いよいよ師走ですね。
今日の経穴7回目。本日は足。
『足三里』(あしさんり)
✓重要:★★★
✓意味:三は膝の下三寸、里は都市の意味。都市なので四方に通じているということ。
✓場所:膝の下にある骨の出っ張りの部分から外側へ2,3cmのところにある。
✓効能:腹部疾患全般、動悸、息切れ、不眠、喘息、つわり、月経困難、産後の腰痛、等
✓解説:松尾芭蕉の奥の細道にも出てくる有名なツボです。
足三里へのお灸を「長寿の灸」と言ったりします。
ツボは万能ではありませんが、この足三里はそれに近いような気もします。
消化器系の疾患にはもってこいのツボですが、一つ、足三里に
鍼または灸をすると胃液の酸性度が上昇しますので、胃潰瘍の場合には悪化する
こともあるので注意が必要です。
松尾芭蕉はこの足三里にお灸をしながら旅をしたと言われていますので、
病気の予防や足の疲れを感じている人なんかにもぴったりのお灸だと思います。