ととのう身体、
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こんにちは。おおいそ鍼灸治療院です。
さて、今日の経穴、本日は頚。
『人迎』(じんげい)
✓重要:?
✓意味:迎は動くの意。動脈の拍動部。人体は天地人に分けられ、本穴はその内「人」にあたることから。
✓場所:のどぼとけの外側3cmくらい。動脈の拍動が触れるところ
✓効能:咳嗽、気管支喘息、飲食物を飲み込めない、甲状腺腫大、高血圧、等
✓解説:今までこの穴を使ったことがないので重要度は「?」です。人迎というと鍼灸師がまず
思い浮かべるのは高血圧かと。血圧を下げると言われています。頸動脈洞という場所
(その表層が人迎)を狙って鍼をし、その反射作用で血圧が下がるようです(頚動脈洞反射)。
また、ここには星状神経節と呼ばれる交感神経が集まっている場所もあり、そこを刺激する
ことで自律神経の調節や痛みの改善などを行う治療もあります。
ただ、単に血圧を下げるのであれば腎経という経絡に鍼をすることで血圧が下がることも
多いですし、経絡治療をやっていれば自然な形で血圧が落ち着いてくるものです。
血圧の話についてはまた別に書いていきたいと思います。