ととのう身体、
うごける喜び。
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こんにちは。おおいそ鍼灸治療院です。
何回かに分けて爪(つめ)について書いていこうかと思います。
爪、
女性であれば色々意識する人も多い場所かもしれませんが、男性にとっては伸びてきたら(そろそろ切るか)くらいな所…
否、今はそうでもないようで、「メンズネイル」なるワードもあるようで、少々びっくりしました。
仕事柄常に爪は短く切っていますが、それだけではもはやダメな時代なんでしょうか…
まあ、今回はそういう話ではなくて、爪が現す身体の状態、についてです。
爪は皮膚の一部、とも言われますが、その面積はと言うと両手両足の全てを合わせても皮膚全体の500分の1程度しかありません。
この小さな爪に様々な病気のサインが現れてくることがあります。
内臓に障害が起きて機能が低下すると、初めに影響が現れるのが身体の末端の細い血管です。末端の細い血管の血流が悪くなったり、血管が詰まったりして、結果爪に変化が現れてきます。
なので、爪の変化は全身の状態を知る上で非常に重要な情報になってきます。
爪は毛髪と同じケラチンというタンパク質で出来ていて、指先を保護する役割だけでなく、指先に力を入れる時に指先を支える役割もしています。爪の支えがあるために物をつかんだり歩いたりする時に指先に力を入れることが出来る訳です。
普段、爪と呼ばれる部分を「爪甲」(そうこう)と言います。爪甲は半透明で、下の皮膚の色が透けて薄いピンク色に見えます。
爪甲の根元の白っぽい半月状の部分を「爪半月」(そうはんげつ)、爪甲を作り出す組織を「爪母」(そうぼ)と言います。
ちなみに、爪母は爪甲の根元辺りにあって、爪や爪甲に隠れていて見えません。
爪の異常に気付くポイントは「色の変化」と「形や質の変化」の2つです。
次回、その内の「色の変化」について書いていきたいと思います。