ととのう身体、
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さて、爪について、3回目。
今日は爪の形等の変化について書いてみたいと思います。
爪の形や質の変化は主に3つあり、それぞれについて解説してみます。
①爪が隆起している場合
爪が丸く盛り上がり、指の先端を包みこむようにして変化することがあります。このような爪を「時計皿爪」と言います。
懐中時計などの表面に用いられるガラス状のように丸くなることからつけられた名前です。
更にこのような場合、指の先端も丸くなることがよくあり、これが太鼓のばちに似ていることから「ばち状指」と呼ばれています。
時計皿爪とばち状指は、「肺がんや肺気腫などの肺の疾患」「気管支拡張症」「先天性心疾患」「肝硬変」などの人に見られることがあります。
肺の疾患があると、肺と心臓の間の血液循環が悪くなり、結果全身の血液循環も悪くなります。そのため、慢性的に浮腫みが生じて指の組織が厚くなってきます。そこに成長ホルモンなどが関与して、指先が肥大化するばち状指が起こるとされています。
残り2つを書く予定でしたが、今日は時間が無くなってしまったので、また次回。