ととのう身体、
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こんにちは。おおいそ鍼灸治療院です。いかがお過ごしでしょうか?
本日は打撲時の腫れに対するお灸の写真を撮ったので載せたいと思います。というのも私自身がやってしまいまして…
昨日の朝、かなり重たい物が足の甲に落ちてしまい、その後強い痛みと共に腫れてきてしまいました。圧痛も有り。
腫れに対してお灸をしていきます。腫れなので、捻挫の腫れに対しても有効です。
捻挫や打撲にはとにかく冷やすのが基本とは言われていますが、今回は(いつもですが)冷やすことはしていません。お灸のみで対処です。
※汚い足の写真が沢山出てきます。苦手な方はこの辺りでページをそっと閉じたほうが良いと思われます。
「炎症起きてるのにお灸で温めて大丈夫?」
という疑問もあるかもしれませんが、どこかの鍼の先生の言葉を借りれば「熱は熱で取る」(取り去る)でも良いでしょうし、温めるという目的ともそもそもちょっと違うんですね。
腫れの周りにお灸をします。さかいめ。ここで、実だとか虚だとか、補だとか瀉だとか、出てくるんですが、言い出したらキリないので割愛します。
それでは、
分かりづらいかもしれませんが、左足の甲、第4指(小指の隣)の根元付近が大きく腫れています。
もぐさを捻っていきます
腫れの周りを囲むように置いていきます
点火
チリっと感じるくらいで消します
直後 まあまだそんなに変わりません
その日の夜(昨夜)。赤くなっていますが、痛みはだいぶ少なくなりました。腫れも引いてきています。
もう一度やります。腫れも小さくなっているので範囲も狭く数も少なく並べます
点火
チリっと
そして翌朝、今朝。青タンになっていますが、腫れはだいぶ治まってきています。分かりにくければ腫れ部分から第4指にかけてのシワ具合を比べてみると分かるかも。何より痛みはほぼ無くなりました。
以上になります。
普段の治療ではこれに全体の鍼が加わる訳ですが、今回はお灸のみでどうなるか観察してみようと思い試してみた次第です。
ちなみに、一応最初に整形に行ってレントゲンは撮ってもらいました。骨折れてたりヒビ入ってたらここまで呑気ではなかったかもしれません。やることは同じだったと思いますが。
幸い骨には異常なしということだったので良かったです。
折れた時の腫れの程度は多分こんなもんじゃないとは思いますが、捻ったり打撲したりでもし同じように強く腫れてきたらまずはお医者さんでレントゲンは撮ってもらった方が良いと思います。