ととのう身体、
うごける喜び。
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こんにちは。おおいそ鍼灸治療院です。
いつの間にか日が暮れるのが早くなってきましたね。いかがお過ごしでしょうか?
さて、本日から数回に分けて「髪の毛」について書いていきたいと思います。
髪の毛とは言っても、薄毛が中心の話になります。気になっている方もいるかと思います。
まず、髪の毛は普通3~5年のサイクルで生え変わっています。2~3年かけて髪の毛が成長していき、後は抜けて、その後は2~3ヶ月はお休み期間があり、その後また生え変わっていきます。
男性の薄毛は男性ホルモンの影響で、男性ホルモンは成人すると頭頂部の髪の毛の育つのを阻害する働きを持つようになり、成長期が短く(育たない)、産毛の期間が長いのが男性の薄毛の特徴です。
女性の薄毛も男性と同じサイクルですが、男性に比べてお休み期間が長い(生えない)ことが違いとしてあります。原因については分かっていないようです。
また、女性の薄毛については、10人に1人の割合で甲状腺ホルモンの機能低下によるものであることが分かっています。
甲状腺ホルモンについて。
身体にとって非常に重要なホルモンで、甲状腺で作られたのち血液によって各部へ運ばれていきます。その働きとして、細胞の分裂を促したり細胞の活動を活発にしたり、骨の成長、皮膚の再生、体温の維持、造血作用に至るまで、生命の維持に欠かせない働きをしています。
このホルモンが髪の毛を作る細胞を活性化させることにより髪の毛が生えてきます。
一般的には誰しも一日に数十本から百本くらいは髪の毛が抜けるものですが、甲状腺ホルモン低下が原因の方は一日に300~400本くらいの髪の毛が抜けると言われています。ちなみに、甲状腺機能低下症の他の症状としては「何となく元気がなく怠い」「寒がりで浮腫む」「あまり食べないのに太る」などがあります。