ととのう身体、
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こんにちわ。おおいそ鍼灸治療院です。
今日は雨。湿気は東洋医学で言えば湿邪。
湿邪は五臓の内、脾を侵しやすいです。という訳で今日は脾経のツボを。
『地機』(ちき)
✓重要:★★
✓意味:地は五行論で「土」と関係する脾を、機は装置、機関、動きを表し、脾経の気の調整をする。
✓場所:膝下内側、大きな骨が下に入り込んだ所から下方へ4横指(7~9cm)の所にある。骨の際。
✓効能:月経不順や月経困難等の婦人科疾患、食欲不振や腹張等の脾胃疾患、その他浮腫、遺精、排尿困難、等。
✓解説:三陰交と同じ経絡上にあり、効能も似通っていますが、地機がよく使われるのは浮腫の治療の時。
むくみにはこの地機と、かかとにある女膝(じょしつ)というツボをよく用います。
経絡治療の観点から言えば、この地機周辺は脾の経絡が実した状態の時、押した際に痛みが
出やすい場所でもあり、ここへ瀉法を行なう場合も多いです。
むくみを主訴に来院する人は少ないですが、夕方になると足がパンパンになって…なんていう話は
よく聞きます。足のツボは、特に自宅でも施灸しやすいので試してみてはいかがでしょうか?
片方ずつ、5壮ずつくらいを目安にすると良いと思います。