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こんにちわ。おおいそ鍼灸治療院です。アトピー性皮膚炎について、二回目。
アトピーを起こす子供は両親がアトピー性疾患に罹っている、つまりアレルギー体質を持っていることが多いようです。
本人もそうですが、家族が気管支喘息やアレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎などに罹り、何らかの形でアトピー性素因を保持する場合があるのがほとんどです。
両親ともにアレルギー体質であれば60%の子供に遺伝すると言われており、このことは血液検査でアレルギー抗体を調べると分かります。抗体が多くあれば発症し、これをアトピー性素因を持っていると言います。
ですが、素因があるからといって必ずしも発症するわけではありません。両親や家族にアレルギー性疾患があるのに、一人だけ発症しないケースもあります。アトピー性疾患は素因があって、それに他の要因が加わって発症するのです。
主な要因としてダニ、ホコリ、環境アレルゲン、ストレス、食事などが挙げられます。
ただ、食事や環境のせいにすることは簡単ですが、いくら素因を保持していても、その人の生活次第によっては発症しない場合もあるし、一生発症しない人もいます。
アトピー性皮膚炎は乳幼児に発症することが多く、この病になった人の6割が4歳までに発症しています。ですが、最近は子どもだけでなく、思春期以降の人、それも家族にアレルギー疾患の病歴がない人にも発症するケースが増えています。これは特にストレスが原因となって、内分泌系に異常を来たすようになってしまっている、と考えられています。